
こんにちは!ロアッソ熊本を応援しているはると申します!
朝と夜の冷え込みが激しくなってくる季節ですね。汗っかきのわたしには涼しくてちょうどいい季節なので大好きです。
サッカー経験者から言うとこの季節のサッカーが一番やりやすくてよかった思い出です。
さて、J3リーグも残るところ後6節となりました。
今日の群馬との試合は勝点が並ぶ両チームにとって落とせないゲームとなりました。
そういったこともあり非常に気持ちと気合の入った試合になりました。
その点を踏まえながら今節の群馬戦についてばっこり振り返っていきましょう。

目次
2019年6月30日ホーム群馬戦のハイライトです。
北村のドッピエッタで見事に逆転勝利した試合です!
2019年11月4日アウェイ群馬戦のハイライトです。
この試合のロアッソ熊本のスタメンです。
前節に続いて北村を頂点に置いた中原のトップ下のような形で予想されました。
坂本が右サイドに入った前節は攻撃が活性化できていたので今節も継続した形となります。うまくいってた時は変えない法則。
ベンチメンバーには前節同様に原、三島、伊東、田村など攻撃を得意とする選手が多くベンチ入りしました。小谷もベンチに復帰。
群馬は主力が相次いで欠場している中、熊本はベストの布陣で挑みます。
祝日のナイトゲームとなった正田醤油スタジアムには強い風が吹いている中での前半戦となりました。
熊本は風上から風下に向かって攻めれる有利なコンディションで試合を進めることができました。
その影響もあり、立ち上がりは熊本がボールを支配。
攻撃時は群馬にブロックを形成されているので高瀬、坂本の両サイドにボールが集まる展開になります。
ボールを持つというよりは持たされる展開です。こういった相手にはボールに食いつかせて空いたスペースを攻撃する擬似カウンターは難しい。
それでも左サイドから何度も高瀬のクロス攻撃があったり、中央に楔のパスを供給したり悪くない時間が続きます。
中山、岡本の中盤が2列目に入るとワンタッチでボールが動かせるのでいい攻撃になりますね。
その際の上村はアンカーに入ってバランスを保ちます。前節から上村のバランスが良いのでチームとして安定感があります。
またビルドアップでは最終ラインの鈴木と村上がハーフウェーライン近くまで運べていた時は攻撃のスイッチが入っていました。
ただし、決定機は少なかったです。コーナーキックも生かせずという展開。
お互いに集中した守備でスコアレスで前半を終えます。
ザスパクサツ群馬 | ロアッソ熊本 | |
シュート | 0 | 3 |
オフサイド | 2 | 3 |
コーナーキック | 0 | 6 |
イエロー/レッド | 0/0 | 0/0 |
スタッツだけ見ると熊本は1点先取したかったですね。また6本のコーナーキックでチャンスがほぼ作れていなかったのは残念。
また 攻撃時は3-1-5-1のような形でしたが、ワントップに入った北村の良さが使えてなかったのも気になります。
一方の群馬のシュート0は意外でした。岡田選手が少しフィットしていなかったのが熊本としては助かったかなという印象です。
後半は開始早々、群馬のビッグチャンス。吉田が右サイドから持ち上がりシュート!わずかに枠の上。
このシュートを見たとき、群馬は後半一気に圧力をかけてきそうな予感を感じましたね。
ただ50分から熊本も相手陣地でボールを回しながらチャンスを作っていきます。
52分のように高瀬がサイドでボールを持った際に相手ボックス内に熊本の選手が4~5人いるときは分厚い攻撃ができます。
しかしそれでも相手のディフェンスを崩すにはいたらず。
55分には群馬がトリックプレーでビッグチャンス。田村のシュートはわずかに枠外。
先に動くのは熊本。58分坂本に代えて三島を投入します。北村を右サイドに配置するはじめての起用法です。
しかし次の決定機は群馬でした。62分、姫野の左足シュートのこぼれに岡田が反応しますが、外します。両者合わせてここまでの一番のビッグチャンスでした。
これには思わず「助かった・・・」と声がでましたね。
群馬は72分に岡田に代えて後藤を投入します。加藤が前線に入り後藤が加藤の位置に入ります。この采配が当たり一気に群馬ペースへ。
74分の磐瀬のミドルシュートは山本がビッグセーブ。
熊本は攻撃の糸口を見つけるために76分北村に代えて原を投入。三島とツートップになります。
北村はこの試合うまくフィットしませんでしたね・・・。右サイドに移っても守備には貢献するも中々攻撃に絡む場面が作れませんでした。
80分、均衡を破ったのは群馬。光永のマイナスのグラウンダークロスに後藤の左足! 熊本0-1群馬
これはシュートを褒めるしかないですね。ゴラッソです。
82分熊本は中山→伊東を投入します。
ツートップになってから三島、原にいい形でボールを納められない熊本。打開しようと中原にボールを集めるも相手に潰される。こんな時間が続きます。
それでも昇格に向けて意地を見せる熊本。
86分伊東のリスタートから中原のクロス、岡本が競り合ってこぼれ球に黒木がダイレクトシュート!これで同点!! 熊本1-1群馬
伊東のリズム良いドリブルとパス交換がファールを誘い起点になりました。黒木もよくあそこにいましたね!
同点に追いついて勢いで逆転を目指したい熊本でしたが、攻勢を強めたのはホーム群馬でした。
加藤にボールをおさめられて厳しい時間が続く。すると、アディショナルタイム+1分、光永のクロスに田中が飛び込んで勝ち越しゴール 熊本1-2群馬
+5分には光永に熊本の右サイドを突破されて岩田にダメ押しゴールで万事休す。熊本1-3群馬
ザスパクサツ群馬 | ロアッソ熊本 | |
シュート | 10 | 5 |
オフサイド | 3 | 4 |
コーナーキック | 3 | 7 |
イエロー/レッド | 0/0 | 0/0 |
終わってみれば群馬に後半だけで10本のシュートを打たれました。逆に熊本は後半2本のみ。ゲーム運びと采配のところで相手にうまくやられました。
前半は風下に攻撃できていたのもあり、ペースを握って試合を進められましたが結果的に セットプレーも生かせず 0点で終わってしまった。ここは敗戦の要因かなと。
後半は三島の投入と北村の右サイドがオプションとして機能しなかったのが流れを引き寄せられなかったことに加えて、群馬のフィットしていなかった岡田選手に代えてボールコントロールが効いていた加藤が前線に入ったという、選手交代の差、ゲームの読みが明暗を分けたポイントかなと感じました。
それでも伊東を投入して同点に追いついた交代策は見事でした。
久しぶりにトップ下の位置で伊東のスタメン起用を期待したくなりました。中原と伊東は合いそうな予感がする・・・!
次節以降少しながら期待しています。
今日は群馬相手に正々堂々戦ったうえでの敗戦。めちゃくちゃ落ち込んだけどもう切り替えましたよ私は!
次節はホームで北九州戦です。もう何も怖くない。意地でも勝ちましょう!
北九州は現在、勝点58で首位です。アウェイ戦では辛くも勝利した相手ですが、あの時とは違う勝負強さと決定力があります。
FWの町野は現在2試合連続ゴール中で勢いがあり、守備も2失点以上した試合が7月6日の長野戦が最後と堅守も誇ります。
熊本がこの試合をものにするためには、守備。何回も言うが失点が多いと勝てません。北九州の前前節のYS横浜戦では両サイドを起点にクロスやアーリーから得点につながるプレーが多かったです。
今節群馬の光永にやられたような簡単にクロスやアーリ―を上げられると失点に即つながるので改善しないといけません。
また、今節のように中央からもワンタッチで崩したりCBのわずかな裏にスルーパスを通してきたりと幅広い攻撃で攻めてきます。
まずは無失点が絶対!そこから勝機を見出して!がんばれロアッソ!!

