
こんにちは。ロアッソ熊本サポーターのはると申します!
今日は2019年11月10日J3第30節ギラヴァンツ北九州との九州ダービーの振り返りとなります。
今節はマイナビマッチデーということでスポンサーのマイナビ様から先着6000人にロアッソカラーのタオルも配布されました。
昨年、一昨年に続いてこういった企画を用意していただき本当に感謝です。
また、この試合は熊本学園大学商学部の方の企画やタレントの林田雪菜さんもマネージャーとして応援企画で参加されていました。
いよいよ明日!マイナビマッチデー「ロアッソ熊本vsギラヴァンツ北九州」が水前寺競技場であります⚽️今回はマネージャーとしてしっかり選手の皆さんのサポートと全力応援をします💪
— 林田雪菜 (@aaanikuyyy) November 9, 2019
明日はこのマフラータオルを6000人にプレゼント♡一緒にロアッソ熊本を応援しましょう✨#若っ人ランド #ロアッソ熊本 pic.twitter.com/qkwXZVGuOm
さて、今シーズン最初で最後の水前寺競技場での試合はというと、かなり熱い展開となりました!
早速試合について振り返りたいと思います。
目次
2019年6月2日第10節アウェイ北九州戦のハイライトです。
熊本アウェイサポーターが多く押し掛けた迫力ある試合でしたね!
結果も北村のゴール含む2-1で勝利し非常に嬉しい結果でした。
ミクスタも綺麗で見やすい専スタでした。
2019年11月10日ホームギラヴァンツ北九州戦のハイライトです。
この試合のロアッソ熊本のスタメンです。
この試合は前節から坂本に代えて伊東を先発起用した試合となります。伊東はトップ下というよりは北村と最前線に入ってプレーしていました。途中からは右サイドにポジションを移していましたね。
またこの試合は従来とは逆で中山と中原が左右チェンジしてスタートしました。
ベンチメンバーには畑、小谷、酒井、田辺、原、三島、佐野が入りました。
佐野はベンチ入り復帰。途中出場での得点に期待したいですね。
水前寺競技場は晴れ、コンディションは非常に良いピッチでの試合となりました。
前半立ち上がりから北九州は熊本がボールを持つと激しく前線からプレッシャーをかけてきます。
熊本も対応しようと、なるべく早くボールを離そうとワンタッチで繋ごうとしますがここはプレッシャーもあり、ミスや苦し紛れのクリアが続きます。
あとは重心が低すぎて前線がボールを持った時のサポートの距離感も悪いです。
前節の群馬のようにブロックを敷いてくる相手と違うディフェンスにかなり苦しめられる展開が前半は終始続きます。
YS横浜戦といい、こういう相手の激しいプレッシャーを剥がせないときに対応するオプション戦術がないのは厳しいです。
自分たちの戦術をブレずにやり続ける。継続することは強みを生むかもしれないが、相手のやり方に合わせたサブ戦術というのは必要ではないでしょうか。
試合に戻りますが、29分中山のパスミスから相手に決定機もここはシュートに助かる。このシーン以降、フォーメーションが変わります。2列目が中山が左サイド、トップ下に中原、右に伊東が入ります。
チームとしてうまく機能しなかった選手間の判断でしょうか。中山が左にポジションを戻してから普段のようにパスがつながり始めます。
すると41分高瀬→北村の抜け出しからフリーキックを得ます。
こういう最終ラインからの裏へのボールはこの試合初めてではないでしょうか。
もっと積極的に狙って欲しかった!
44分にはスローインから中山のキープ→北村のドリブルもう一度中山に戻して良いクロスを岡本に!しかし最後は相手にクリアされます。
それでもセカンドを拾った上村から高瀬につないだボールを中原へパス。
このパスをダイレクトで左アウトサイドでターンした中原の右足ミドル!
ワントラップで相手を剥がすこの技術は素晴らしかった。オシャレ過ぎ!!
ただシュートは宇宙でした( ^ω^)・・・
前半終盤になってようやく息を吹き返しかけてきたところで前半終了です。
熊本0-0北九州
前半は北九州の戦術にうまくはめられましたね。町野の個人技も非常に脅威でしたが、最後まで集中した守備で無失点で乗り切ったのは後半に向けて好材料でした。
終盤ポジションを変更してからはロアッソのよさも少しずつ表れてきて、個人的には後半がゲームが動きそうで非常に楽しみだと感じました。
後半開始。お互いに選手交代はありません。フォーメーションも終盤に変更した4-2-3-1で入ります。
シュートまでもっていくシーンというのは前半同様に北九州が多くなります。北九州の攻守の切替が早く、中々隙が見つかりません。
それでも51分上村→中原の→高瀬のマイナスのクロスに中山が受けて北村にパスするも最後はスペースが窮屈になって相手に止められます。
このシーンはいい流れでしたがフィニッシュで終わって欲しかった・・・
中山がシュートでもよかったのではないかなー。なんて思っていたら、
52分にも鈴木の鋭い縦パスから北村が受けて良い攻撃を作りましたが、最後は左サイドまで流れて、結局ミスでボールロストします。丁寧に繋ぐことを意識しすぎているので結局シュートまでは持ち込めず。
相手の小林監督が試合前に言っていた「熊本は丁寧なサッカーをする」という点の悪い部分が出たなぁと。
試合に戻ります。54分はピンチ。中央左気味でボールを受けた町野のミドルシュートは惜しくも枠外。
ロアッソは54分伊東に代えて原を投入します。原は古巣戦ですね。前回のアウェーでは試合中にケガをしたので気を付けてほしい。
北村が右サイドにポジションを移します。
すると56分熊本にこのゲーム最初のビッグチャンス到来。相手のクリアミスを拾った中山から左に開いた中原へパス。そのままドリブルしてシュートも相手キーパーがセーブ!いいコースに飛びましたが少し威力がありませんでした。
ここからは徐々に熊本ペースへ。コーナーキックの本数も増えてきます。
62分にはまたもビッグチャンス。中山が前線でボールカットし、オーバーラップした高瀬のクロスに中原が合わせますがこれも枠外。少し走りこんだ内側にボールが入ったのでミートしませんでしたね・・・
北九州は65分椿に代えて新垣を投入。
67分ここも熊本のビッグチャンス。北村が前線でボールカットして相手のカウンターを阻止した直後の攻撃です。
右サイドから上村→北村→中山とつないだ後に左サイドをオーバーラップした高瀬にラストパス。最後はシュートを放ちますがここも惜しくも枠外。
ネットを揺らしますが残念!北村のボールカットから繋いだ攻撃ナイスでした!
68分には北九州が2枚目の交代。池元に代えて北川を投入。
71分にはピンチ。町野からボールを受けた途中出場の北川がボックス内で突破。しかし、上村のスライディングが足にかかり北川は倒れます。
笛が鳴り一瞬PKかと肝を冷やしたが、これは北川のシミュレーション。助かりました。
しかし73分ついにゲームが動きます。フリーの高橋のクロスのこぼれ球を角度のない位置からシュートして北九州が先制。 熊本0-1北九州
ちょっと待ていいい。俺は思わず声が出た。72分58秒を見てほしい。ゴールが生まれる前のスローインで相手二人がフリーなのはなぜだ。
町野のロングスローを警戒したのはわかるけど、こんなクロス上げてくれと言わんばかりの守備は問題ありありじゃないか。
こういうシーンの甘さが失点に繋がっているじゃないかな。
76分熊本が2枚目の交代。北村に代わって三島を投入して4-4-2に戻します。
三島を投入してクロスを中心に攻撃しますが中々チャンスの形を作れません。
81分には中山に代えて佐野を投入。4-1-2-3のようなスリートップに変更。
84分には町野の個人技からシュート!ここは山本のナイスセーブ。
そして87分熊本が遂に同点に追いつきます!コーナーキックから三島の強烈なヘッド炸裂!! 熊本1-1北九州
ここからは完全にオープンな試合展開になります。
88分、町野のシュートは惜しくもクロスバー。
90分、中原のアーリ―クロスに原のヘッド!これも惜しくも枠外。
90分、北九州は町野に代えてディサロを投入。お互いに勝利に向けて最後までゴールを目指します。
92分、原が前線でボールを受けると、ロアッソの選手が一斉に攻撃参加!しかし相手のディフェンスが決死のクリア。勝ちたい気持ちが伝わる攻撃でした。
93分には原がボックス内で振り向きざまにシュート!コーナーキックを獲得しますが相手に防がれてこれで試合終了。最後は気迫の伝わる良い試合でした。
試合終了 熊本1-1北九州
ロアッソ熊本 | ギラヴァンツ北九州 | |
シュート | 8 | 16 |
フリーキック | 10 | 14 |
コーナーキック | 10 | 6 |
イエロー/レッド | 3/0 | 1/0 |
後半は相手の戦い方に慣れてきたと同時に勝ちたいという気持ちの見える試合になりました。コーナーキックでは相手を上回る本数で、さらにそこを三島のゴールという結果に繋げたのは凄く良かったです。
ただ、失点のシーンでは一瞬の隙で相手にフリーでクロスをあげられてからの失点となりました。
渋谷監督が以前、試合後にボールの寄せの早さや、相手に簡単にクロスをあげさせないことを課題に挙げられていたがそこでやられたのは悔しい。
あそこのゴールシーンは油断が生んだと言わざるを得ません。
今日の激闘で個人的にベストだと思った選手は三島選手です。
途中出場で得意のヘディングでゴールという結果は素晴らしかったです。前節は途中出場で流れを変えられなかったと私はブログに書きましたが、今日は違いました。すいませんでした!
ゴールだけでなく、アディショナルタイムでも原選手に向けたヘディングでの落としも完璧でした。あと少しでアシスト!
空中戦を制した三島選手は今節のベストプレーヤーでしょう。
次節もホーム戦となります。グルージャ盛岡とのゲームです。
前回のアウェー戦では積雪の中での試合となり、通常のコンディションという意味ではある意味初めて対戦する相手です。
2試合連続ゴール中と今節はアシストも決めた大垣には注意が必要です。左サイドからカットインしてゴールに直結するプレーには要注意です。
また元ガンバの嫁坂もインサイドの位置から積極的にゴールに絡んできます。ここの二人には気を付けたい。
逆に守備に関しては複数失点が多く、ボールウォッチャーになりやすい傾向があるため、背後からのオーバーラップや飛び出しは有効だと思います。
もう勝利以外許されないロアッソ熊本としては前半のうちに複数得点して試合をコントロールしたいです。
残り4節。まだまだ可能性があるまでは諦めてません。
J2昇格目指して最後まで頑張れロアッソ!

