こんにちは、今回はロアッソ熊本2022シーズン新体制について自分なりの感想を綴りたいと思います。
その前に!大津高校サッカー部選手権ベスト4進出おめでとうございます!!
はい、ということで2022年のトップチームスタッフと選手の背番号が先日公開されましたので公式ツイッターより引用致します。
1月6日時点でのメンバーは上記の通りとなります。
同日にターレスの名古屋移籍と熊本へのレンタルが確定して、計28名体制で4シーズンぶりのJ2に挑むことになりそうです。
今回の新体制に個人的に抱いている感情としましては、期待半分・不安半分といったところが本音でございます。
期待面から話をすれば、まずは昨年の主力メンバーがほぼ全員残ってくれた点でしょうか。厳しい戦いの中でJ3優勝&J2昇格を経験したメンバーが大勢残った価値は大きいかな。
経験値という点では大きなプレッシャーをシーズン通して耐え抜いたメンバー達なのでここからの伸び代はさらに半端ないと勝手に持っております。
また、シーズンの準備期間も例年より短いという点においては大木サッカーを熟知したメンバーが新戦力含めて揃っているので安心できるのではないでしょうか。
大卒メンバーも昨年既に練習は経験済みでしょうからね。
ここまでは期待面について話をしてきました。次に不安面について話をして行きたいと思います。
まず1点目は、メンバーの2/3がJ2以上を未経験という点ですね。
メンバーで確認すると、黒木、イヨハ、田辺、上村、伊東、粟飯原、増田、三島、佐藤の9名しかいません。9名/28名
高橋や杉山や河原が既にJ2以上級なのは置いておいて、これはちょっと少ないかなーと率直に思ってしまいました。
今年の大卒メンバーが即戦力としてどこまでJ2でやれるのかが大きな命運を握ってそうな気がします。
不安な点の2点目がJ2強力攻撃陣とのマッチアップについてです。
今シーズンのロアッソ熊本といえばやはり最小失点での優勝という「組織」としての守備力に定評のあるチームでした。
ただしホーム富山戦の後半のようにマテウスレイリア一人が入ってきた段階でかなり相手にペースを握られるような展開が作られてしまいました。
完全に「個の局面」で力負けといったところです。
その流れであっという間に2失点してしまいましたね。
あの時のマテウス以上の助っ人外国人を多く擁しているJ2チームに対してどれだけ抑えることができるのか。
私は個での打開力がJ2とJ3では全く違うと思っているので現メンバー特にJ2経験者の少ないDF陣に新人を除いてイヨハと田辺しか補強がなかった点は少々心配です。
以上が私が思う今シーズンの期待する点と不安な点でした。
次のテーマは新戦力で期待していい選手について紹介したいと思います。
その選手が・・・背番号11番 「粟飯原尚平」選手になります!!
昨シーズンこそ出番にあまり恵まれなかった粟飯原選手ですが、2020シーズンは32試合に出場して5得点を記録しています。
特徴としては左足のパンチの効いたシュートやヘディングの強さが持ち味の選手です。また、馬力のあるドリブルもあり積極果敢にゴールを狙える選手です。
デビューした2019シーズンでは大木監督の指導も受けており、右WGや左のWBでの起用も経験しています。
今シーズンのポジションですが左右のWGかWBが想定されます。
右サイドに入ってのカットインシュートや、昨シーズンロアッソに足りなかった左サイドからのクロスにも期待されます。
また上村や杉山が右サイドから良いクロスを供給できるので左に入ってクロスに飛び込むシーンなんかも期待できます。
そういう点を踏まえてターレスと左WGで競争させるのも面白そう。
最後に2019シーズンの粟飯原選手のプレー集がFC岐阜公式YouTubeにありましたので載せておきます。
皆さん新シーズンは背番号11番に是非とも期待してください!