
こんにちは。ロアッソ熊本サポーターのはると申します!
まずはロアッソ熊本のレジェンド巻選手の引退試合のクラウドファンディングについて紹介します。
2020年1月13日引退試合が熊本で開催されます!!
千葉で引退セレモニーがあったので、てっきり熊本では・・・と思っていたので本当に嬉しい限りです!!!
3,000円から支援できますのでぜひよろしくお願いします!
詳しくはリンクからご確認下さい。
参考 サッカー元日本代表 巻誠一郎 引退試合を開催し子供たちを無料招待したいMakuakeさて、本題に戻ります。
今回は2019年11月16日J3第31節いわてグルージャ盛岡との一戦の振り返りとなります。
今節はいそざきの家サンクスマッチデーということでスポンサーの磯崎工務店様から毎年恒例のスペシャルロールペーパーを数量限定で配布されました。
毎年企画をご用意していただきサポーターとしても本当に感謝です。
さて、今節は10月27日沼津戦以来のホームえがお健康スタジアムでの試合です。
先に試合を終えていた2位藤枝が敗戦していたため、勝点6差を埋める絶好のチャンスともいえる試合となりました。
早速試合について振り返りたいと思います。
目次
2019年3月31日第4節アウェイいわてグルージャ盛岡戦のハイライトです。
3月後半にも関わらず大雪により開催が危ぶまれる中、ボランティアの方の懸命な除雪作業により無事に開催された試合となります。
開幕から3試合連続で勝ちのないロアッソ熊本にとってはアウェイとはいえ絶対に落とせない試合でした。
結果は田村のイレギュラーな形でのゴールを死守して今季初の完封勝利。
ギリギリでもぎ取った今季初勝利は非常に価値のある勝利となりました。
2019年11月17日ホームいわてグルージャ盛岡戦のハイライトです。
この試合のロアッソ熊本のスタメンです。
この試合は前節から3名のスタメン変更がありました。
黒木、伊東、北村に代えて右サイドバックに小谷、ボランチの位置に酒井、フォワードには原をスタメン起用しています。
今シーズン試合では初めて岡本を右サイドに配置した4-4-1-1のような形でゲームに入りました。
岡本の守備の負担を軽減しより攻撃に専念させたい狙いがあったのか、酒井の調子が良かったのでボランチの位置に入れたかったのか、個人的には要注目のスタメン起用となりました。
ベンチメンバーには畑、小笠原、黒木、伊東、坂本、三島、北村が入りました。
えがお健康スタジアムは晴れ、涼しさもありピッチコンディションも良好な中キックオフ。
盛岡は前節同様に4-1-4-1のフォーメーションで挑みます。
前半立ち上がり流れをつかみたい熊本ですが、盛岡に落ち着いてパスを回されます。
熊本の守備時は原と中原でファーストプレッシャーにいきますが、中々後ろと連動した守備にはなりません。
その流れから最初に決定機を作ったのは盛岡。 前半11 分、セットプレーの流れからクロスに福田が折り返したところ、江頭のヘディングシュートは正面。山本がナイスセーブです。あわや失点というシーンでした。
一方熊本のビルドアップ時は高瀬が左ワイドに高い位置をとり、中山がインサイドにスライドするいつもの形です。3-2-4-1のように布陣をとる形。
また状況に応じて酒井も前目にポジションをとることがあるので、その際は上村が後ろでバランスを保ちリスク管理をします。
そんな中で熊本に最初のビッグチャンスが来ます。
前半17分、右サイドで岡本が相手ににチャレンジしたこぼれ球を中原がキープし華麗なターンで一気に前を向いてドリブルします。
原と中山はダイアゴナルランで相手を引き付けて空いた左サイドのスペースに中原がラストパス。オーバーラップした高瀬がダイレクトでシュート!
惜しくも枠の右っ!!沼津戦2点目のような中原→高瀬の攻撃でした。
このシーン以降はお互いに拮抗した展開になります。
22分にはビルドアップのパスミスから梅内に拾われて被シュート。
26分、中山、原、高瀬の崩しで左サイドで抜き出た高瀬がアーリ―クロス。最後は酒井のミドルシュート。これは大きく枠の外へ。
流れの中からフィニッシュに持っていく良いシーンでした。
しかし熊本は中々ブロックを敷いた盛岡を崩せません。嫁坂と梅内の両インサイドの重心が低いとはいえ、相手が攻めてきた後の江頭の両脇をうまく使えばという展開ですが、前半は後方からの楔のパスもほとんどありませんでした。
37分、右の高い位置でボールを奪った小谷が高瀬にラストパス。シュートを打つには少し無理な体制だったためうまくミートせず。小谷は思い切って自分で打っても面白かったなと。
44分には原のフリーキック。枠に行きますが相手GK土井のセーブ。
45分、右に開いて受けた原のクロスに中原。これは相手守備にブロックされます。
47分、上村のフィードミスから相手にシュートまで打たれるも村上が防ぐ。
前半終了 熊本0-0盛岡
前半スタッツ
ロアッソ熊本 | いわてグルージャ盛岡 | |
シュート | 6 | 4 |
オフサイド | 2 | 0 |
コーナーキック | 3 | 2 |
イエロー/レッドカード | 0/0 | 0/0 |
前半に6本のシュートは最近の熊本にしては多い方です。ただ決定機の数としては物足りない前半でした。
左サイド一辺倒で試合を作ると相手のディフェンスも慣れてくるのは普通のことなので、前半終盤のように岡本がインサイドに絞って、その空いたスペースに酒井や小谷が受けるシーンを増やすといい攻撃が増やせそうです。
あとは原がシュートまで持っていくシーンをもっとみたい!
後半開始。お互いに選手交代はありません。
立ち上がりはお互いにフィニッシュまで持って行けずに流れをつかむまでは至らないです。
しかし50分以降徐々に盛岡ペース。右サイドバックの太田がオーバーラップして攻撃を組み立てます。
熊本もボールは奪えても中々カウンターのスピードと精度が上がらない。中山の精度が落ち始めてるのが気になります。
56分嫁坂が鈴木を振り切ってロングシュート!山本が飛び出ていましたがこれは枠外。
熊本の後半最初のチャンスは60分。原が得た右サイド奥からのセットプレー。ここは相手にヘディングでクリアされます。
なおも熊本はプレスが機能せず盛岡にパスをつながれます。
63分には宮市の落としから大垣のミドルシュート。
64分高瀬に代えて坂本を投入します。一方の盛岡も宮市に代えて菊池を投入。
坂本のポジションはそのまま左のサイドバックです。またこの交代以降は右の小谷も徐々に高い位置を取り始めます。多少リスクを負って両サイドで高い位置から攻撃を狙います。
69分久しぶりのシュートは中原のドリブルからでした。右サイドから持ち上がってカットインのシュート。これは得点に至らず。
72分岡本に代えて伊東を投入します。中原が右にポジションを移します。
すると73分ビッグチャンス。伊東のドリブルから原へのスルーパス。抜け出した原が左足で狙うも相手キーパーのセーブ。
これで得たコーナーキックのこぼれを坂本がダイレクトシュート!これもキーパー土井にファインセーブされます。
徐々に攻撃の圧力を増す熊本。80分に中山に代えて三島を投入!
フォーメーションは2トップなのか3トップなのか交代直後はわかりませんでした。4-4-2ではなく、中原が左にポジションを移していたので伊東がトップ下でボランチが三枚並んだ4-3-1ー2のような形かな?と考えているうちにゲームは動きます。
80分、キーパー山本のフィードに競り合った三島とのこぼれ球を原がワントラップしてボレーシュート!! 熊本1-0盛岡
原のストライカーらしい一撃が決まります!
得点後は渋谷監督がピッチから「酒井ダブルボランチだって!!」てずっと声出してるのが気になりました。確かに 酒井めっちゃポジション高いなーと思ってました(笑)
ポジション修正した後は4-4-2の形に戻ります。
88分には大ピンチ。中央を崩されますが山本のビッグセーブでしのぎます。
終盤にかけて、 監督の声の大きさも次第に増していきます。
するとチームはその期待に応えます。右サイドでつぶれた原のこぼれ球を伊東がドリブルで持ち込み個人技で左足フィニッシュ!! 熊本2-0盛岡
勝利をぐっと近づけるだけでなく特失点差を埋める貴重なゴールでした。
試合はこのまま終了!ロアッソ熊本勝利!
試合終了 熊本2-0盛岡
ロアッソ熊本 | ギラヴァンツ北九州 | |
シュート | 14 | 7 |
フリーキック | 2 | 0 |
コーナーキック | 5 | 5 |
イエロー/レッド | 1/0 | 0/0 |
後半は80分まで得点が奪えない苦しい展開となりますが最後はストライカーと10番のゴールでなんとか勝利を手にしました。
しかし、課題も多く特に岡本の右サイドは機能していたとは言い難い。
前の試合での中山右サイド起用や今回の岡本右サイド起用など、右サイドの人材固定ができていないのが気がかりではあります。
田村、田辺、坂本もこのポジションで試合に出場していたのでこの三人の競争はどうなんだろう。
どちらにせよ残り三試合、監督が選ぶベストなメンバーで挑んでほしいです。
そして北九州さん。強敵群馬の撃破ありがとう。藤枝戦もよろしくお願いします!!
今日の激闘で個人的にベストだと思った選手は原選手です。
前半は中々ボールが入る場面も少なくシュートまでいけない時間が続きましたが腐ることなく虎視眈々とゴールを狙い、後半は修正して結果を出すあたりストライカーだなと感心しました。
得点シーンは原選手らしい胸トラップからの技ありのシュート。
2点目もフォワードらしい泥臭い潰れから伊東選手のゴールの起点になりました。
試合終了後のインタビューでは昇格への熱い気持ちが伝わったし、この人のゴールで勝利してもっともっとカモンロッソしたいと強く思いました。
ゴールによりチームを勢いづけた原選手は今節のベストプレーヤーでしょう。
次節はアウェイ戦となります。SC相模原とのゲームになります。
忘れもしない、ホーム復興支援マッチでの2-3の逆転負け。あの時の借りを必ず返しましょう。
現在相模原は5試合勝ちがありません。要因としては「CBの集中力」が欠けるシーンが試合中にあります。パスミスやクリアミスの誘発と相手の裏を積極的に狙いたいです。
あとはフィニッシュで終わるシーンを増やしたい。相手の讃岐戦を見る限り、アタッキングサードまで持っていけるシーンは多く作れるはず。
原、三島、伊東、そして北村選手の攻撃陣に期待しましょう。
残り3節。奇跡を信じても良いのではないでしょうか。私は信じますよ!
J2昇格目指して最後まで頑張れロアッソ!

